« 講演会 終わったよ~ | トップページ | 薬膳料理を食べに »

食養生

 Photo先日行われた講演会の内容を、私の覚書として書いておきます。

 話の内容は、ポスターから判るように食に関することでした。
 講師は、クラシエ薬品ヘルスケアアドバイザーの渡部幹夫さんです。
 「漢方と食養生」と題して、話されました。Photo_2

 メタボリック症候群の人が増えてきました。今年の4月より健康診断の内容が変わります。腹囲を測ることが必須となります(嫌だなぁ)腹囲は、洋服のサイズを決めるときに測るところとは違って、おへその高さで測ります。ウエストサイズより大き目の数値になります。
 保健指導対象者となるのは、腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上。腹囲が、この数値より小さくてもBMI値25以上あると対象となるので、安心はできません        女性が5cm大き目の数値になっているのは、皮下脂肪が考慮されてます。

 腹囲で保健指導対象者になったら、次は血糖・脂質・血圧・喫煙経験から、積極的支援レベル・動機付け支援レベル・情報提供レベルにグループ分けがされます。積極的支援レベルになると、3~6ヶ月の食事指導があります。(健康診断に行くと引っかかるかな?)
 脂肪は、血圧・糖のコントロールに関係するので多くなると、高血圧になったり糖を多くするのでメタボリック症候群になりやすい。
 高血圧・高脂血症→動脈硬化→脳卒中・心筋梗塞などを起こす。

 従来の健康診断は、病気の早期発見に重きを置いていたが、4月からは予防に力が入ります。

 太りずらい体になる食事の仕方ー時間を決めて取る(±1時間)、大皿盛りをしないで各自の皿に盛り付ける。嫌いな物を必ず食べる。
 大皿に盛ると、どれだけ食べたかを把握しにくいので、各自盛りにすることが大事。

 漢方の診断基準
  寒証・熱証と虚証・実証

 漢方食養生
  医食同源 「食は生命なり、食誤るとき病発す、病発しても食正しければ病治す」
         「薬は小薬、食は大薬」
         「空腹を満たすときは食と言い、病を治すときは薬と言う」
  身土不二
  一物全体ー食べ物の一部を食べるのではなく全部を食べることの大切さ。大根は、葉
         も食べて全部を食べたことになる。

 「嫁に食わすな秋茄子」 秋ナスは、体を冷やすので妊娠前の嫁に食べさせてはいけないという意味。別に「孫の顔見たら許す秋ナスビ」と言う句もある。
 果物→体を冷やす(夏場のもの)→お見舞いに持っていくと漢方では早く死ねを意味するので、持って行く物を考えなくてはいけない。リンゴは冬場の物だからお見舞いには良い。ミカンは、皮は陳皮でよいが実は体を冷やすので良くない。

 現代の食べ物の考え方は、栄養素の必要量、カロリーから考えられている。漢方的発想は、5つの味で栄養を考えている。5つの味とは、「酸」「苦」「甘」「辛」「塩辛い」
 例えばリンゴやレモン、梅干。酸味になる。下痢や咳を止める。
 お酒にも当てはまる。ウイスキー・焼酎は、お湯で割る。日本酒は。燗をして飲む。果実酒は、気や血を補うので貧血・虚弱な人に良い。ビールは夏のお酒。食前に飲むと良い。

 「酒は百薬の長、お茶は万病の薬」だそうです。酒は…は知っていましたが、お茶…は知りませんでした。お酒は、日本酒1合、ビール1本、水割り2杯が夫々の適量だそうです。

 緑茶ー身体の熱を冷まし、解毒する。
 ウーロン茶ー脂肪の消化を良くする。
 紅茶・プーアル茶ー身体を温める作用から冬の飲み物。

 日本人が取りすぎるものは、
  水分ー余分な水分は身体に負担をかける。食事の時に取る以外には1ℓで十分。朝に冷たい飲み物(牛乳など)はダメ。温めれば良い。胃腸を温めるお粥が良い。
 甘いものー漢方で言う腎(骨・歯)の機能を低下させる→骨折・虫歯
 インスタント食品ー食品添加物が多く、肝臓などに負担をかける可能性が高い。

 日本人が不足しているもの 
  スパイスータンパク質(肉)の多い食品に欠かせないもの。昔から言われている香りの強い野菜(葱・生姜・大葉・わさびなど)を取る。納豆に葱+芥子、豆腐+薬味、刺身+わさび+大葉は、良い取り方
  カルシウムー子魚で取る。一物全体の食べ方もできる。
  海産物ー海に囲まれた国なのに、少なくなっている。ワカメ・ひじきなど。

色とりどりのものを食べると、バランスがとれる。赤・緑・黄・白・黒など

塩分を増やす→高血圧になる→脳卒中・心筋梗塞になる
砂糖を増やす→糖尿病→動脈硬化→脳梗塞・心筋梗塞

加工食品→色の綺麗なもの→添加物が多い
脂身の多い肉(霜降り)
魚→切り身、養殖物(抗生剤)
卵→コレステロールに気をつける。ふんだんに食べない。新鮮なものを。
野菜→サラダに使うきゅうり・トマト・キャベツレタスなどは身体を冷やす。

人間の一生の食い扶持は決まっていると言われる。長生きをするためには、食べ方・食べる量にも気をつけよう。

講演会の最後は、長生きをするためにはどうしたら良いかを逆説で話をされ、会場は笑いで包まれました。

質問コーナーでは、山菜の発がん性について、アレルギーについてなどでました。
発がん性や食品添加物については、ほどほどに食べていれば心配の無いこと。アレルギーについては、食べ物に気をつけること。漢方薬でも副作用があることもあるのできをつけることなど、答えていただきました。

  

|

« 講演会 終わったよ~ | トップページ | 薬膳料理を食べに »

ボラ・アド」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 食養生:

» 食品の表示に関する共同会議 [食品表示知ってるつもり! 食品表示の謎を解く!]
食品表示に興味のある方のために、食品表示に関する情報を発信しています! [続きを読む]

受信: 2008年3月29日 (土) 11時54分

« 講演会 終わったよ~ | トップページ | 薬膳料理を食べに »